2009/07/21

3連休

この3連休はふたりとも何とか、お休みが取れた。
正確には無理矢理休んだフシもあるけれど
寝ても覚めても仕事ばかり考えているのも
長く続くと健康に良くないし。

3日のうちの1日は歯医者に行ったり髪を切りに行ったり。
その次は買い物をして。

残った1日で海へ行った。
毎年お決まりの福井県越前町の小さな海水浴場。
海開きしたての日本海の海はまだまだ水温は低く、
フィンとシュノーケルで1時間も泳ぎ続けると
鳥肌が立つ程だったけれど
透明度は高く、まだ小さな河豚の子供や鯵の子供が居て
水深2~3m程度の場所を何度も潜り続けた。

浜茶屋の焼きイカの味が何だか去年より薄いような気がした。
これからタレも煮詰まって、もう少し濃厚な味になるのだろうか。

短い期間だがこの季節が大好きだ。
休日の朝、早起きしてお弁当を持って出る。

ぼんやりと海を見ているだけ
それだけでも心地良い。


今年の盆休みは一歩くんの故郷、宮崎へ帰ることにした。
あの海、一歩くんが子供の頃お父様と海水浴をしていた
あの海ではお父様の骨を少しだけ散骨してから
まだ一度も泳いでは居ない。

道路が落ちたのか
改修工事と共に大きな岩が無くなり
流れも少しきつくなったので
果たして昔のようにあの海で泳げるのか
少し心配だが。
(※この場所はそもそも海水浴場ではありません)

宮崎のいろいろなこと。

全然まだまだオールクリアでもなく
一歩くんにも帰る家の無い状態だが
それでもこの5年間のことや
私側の家族のごたごた、
色々なことを経験して
私の気持ちはすごく変わってきたような気がする。

 

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2008/08/04

一歩くんとバイクのお師匠84-さんと一緒に
厨の海へ行ってきた。

昨日は透明度がイマイチだったけれど
いつものようにイシダイの子どもがいたり
イカも泳いでいたらしくて

確かに子どもの頃と比べると
厨も"磯焼け"したのかもしれないと
少し気になるところだけど
例年のように楽しんできた。

Fh000018

海。

子どもの頃楽しみにしていた
懐かしい海。

40間際になっても同じように
そして大切な夫と、大切な友人と一緒に
こんな風に楽しめる
厨の海。

今年は本当に暑い愛知の夏だけど
それでも夏はいつまでたっても

大人になっても

好きな季節だ。


で、写真は84-さんに撮っていただいたもの。

防水仕様の"使い捨てカメラ"を
3人で撮りまわしした。

水中眼鏡をしているし
ファインダーを覗き込めないんだけど
それでも水中でこんなにしっかりと撮れる
84-さんはすごい!

お写真、使わせていただきました<(_ _)>

【photo by 84-,special thanks to】

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2008/01/15

冬の板取 初滑り

1月6日 日曜日

今シーズンの初滑りは
いつもの八方ではなく
福井県の今庄365にすることにした。

早朝5時に家を出て
北陸道はいつの間にかに雪景色。


Img_0001

夜が明けて通りがかりの
いつもの木造校舎にも
雪が積もっている。

今庄365ってグリーンシーズンは見たけれど
スキーではどうなのだろうと思っていたけれど
適度にコブもあり景色も良く

何よりも木の芽峠のすぐ下のコース内
ラーメンののぼりが立つお店に
犬に誘われて入っていったら
そこには鮎寿司や自然薯
牡丹鍋や熊鍋もある
ラーメンもおいしい居酒屋さん
若しくは肴も旨いラーメン屋さんで

大将と女将さんのお話も楽しく
スキーはそっちのけで
山の味や郷土料理に舌鼓
カウンターに張り付いてしまいました…^^;

スキーに興味がなくても
板取近辺に興味のある方
ゼヒ!頑張って板を履いて
こちらのお店に行くと良いかもしれません。
(残念ながらボードはNGの場所です)

興味がなくても
お酒が好きな方には
たまらないお店かもしれません。。。


と、お店で話した内容は
勿体無いのでここには書かないことにして

帰り道。

せっかく来た板取。
スキーだけで終わる訳がありません。

「初詣しよう。」
一歩くんが言い始めました。

板取の神社は
茅葺の家々が並ぶ石畳の道沿いではなく
国道を挟んだ向かい側
橋を渡った向こうに鳥居が見えます。

橋は2本あり
うち1本は除雪してあったので
温泉で温まった後
一歩くんとこの橋を渡ってみました。

もう夕暮れ時。
カメラの露出を補正したりしながら
何とか撮影した写真です。

板取の、冬。

Img_0004


蘇った茅葺の集落側とは違い
こちら側には家はあるけれど
人の気配を感じない
日曜日の夕方

除雪は一部分だけで
神社へ続く道はいつの間にか
雪は道にも深く積もり
時々足をずぶっと深く落として

辿り着いた板取の白山神社。

Img_3361

一歩くんが除雪されていない灯篭の間を
足元を確かめながら歩いて行く。

その足跡の上を私が
同じようにトレースして行く。

雪を被った狛犬。

Img_3362

お社の扉は閉じられ
賽銭箱もしまわれていたけれど
鈴には色とりどりの紐がかかっていた。

扉の隙間から何とかお賽銭を入れ
ふたり一緒に鈴をがらがらと鳴らしたら
お決まりのふたり揃って
「二礼二拍一礼」。

今年も…。

Img_0012
 
あまりにも暗くなりすぎて
明日は仕事だし
いつものお墓参りは出来なかったけれど

今日もゲレンデの頂上で青空を見て
旨いものを喰らい
色々な風景を見ることが出来た。

板取、今年も何かと
足を運んでみたい場所だ。

【photo by ippo&minami minakami】   

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2007/12/07

板取は雪景色

先週の週末はそんな訳で
福井県・旧今庄町付近を探索した私でしたが
やはりあの日に少しづつでも
あちこち回ったのは正解でした。

今庄365スキー場ブログには
12月5日、真っ白な雪景色の画像が
掲載されておりました。

R365栃の木峠先も通行止になりました。
 
板取宿の茅葺屋根も
あの山奥の集落や前回は断念した木の芽峠も
今頃は真っ白な雪に覆われていることでしょう。
 
私が訪ねた日は
ほんとうに晩秋の終わりの晴れ間と
なってしまいました。

今庄の山奥巡りはこれで春までお休みです。

Img_0119
(写真:板取宿の茅葺屋根)
 


ところで、そのかわりと言ってはナンですが

毎年毎年
このシーズンになると八方~八方~と
呪文のように唱える私達ですが

今シーズンは今庄365でも
ムショーに滑ってみたくなりました。

勿論近隣のお散歩付きカメラ持参です。

雪の積もった板取の茅葺は勿論ですが
ゲレンデから木の芽峠を見たい!
見えるかな?見てみよう!というのが
本当の目的かもしれないけれど。。。

冬になっても今庄熱は冷めやらず、みたいです。

 
尚、今庄365公式HP内の周辺観光案内は
よく見るととてもマニアックにも思えるのですが
そう感じるのは私だけでしょうか…。


     *     *     *     *     *     *     *     *

『天気予報は外れ、福井は晴れ』シリーズは
何となく奇妙な終わり方なので
いつものspecial thanks toをつけませんでした。

ということで改めましてここで
special thanks to

HEYANEKOさんzinzinさんe-konさん、kommyさん。

  

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2007/12/06

天気予報は外れ、福井は晴れ 4

それからもまだ私は
色々な曲がり角を曲がり続けた。

もうここからは進めないと思うと
何度も切り返しながらUターンして
誰も居ない道、気の向くままに車を停め
カメラの充電も残り僅か。
 

トンネルを抜けたら桝谷ダムが見えてきた。
ここは2005年竣工の真新しいダム。
このダムの向こうに広がるますたに湖も
同年に名付けられたばかりだ。

Img_0076_2
 
HEYANEKOさんから戴いた古い地図には
この桝谷には「大小場」「田倉俣」という
ふたつの集落名らしき地名が記載されている。

ダムの為に作られただろう真新しい橋の下
旧道があり作業小屋らしき建物もある。

ここでももう少し迷い込んでみたいけれど
私は何となく深入りせずに戻った。
もう一回来ればいいさと来た道を戻った。
 

Img_0078

山を降りてくるとまだ空は晴れている。

そうなるとまだまだこのあたりで
色々な小路に入ってみたいけれど
眩しい日差しに背を向ける堺東小学校のニノキンを見たら
そろそろ今日の探検は終わりだとそんな気がした。

私は今庄を抜け、武生へと向かうことにした。


昔はただ田んぼが広がっていた場所に
今は大きなショッピングセンターが建ち
私はそこで花を買い
西田○行の歌声につられて
何となく年末ジャンボを購入した。

それにしても今日の私の行動は
「なんとなく」に支配されいる。

行きたいところは沢山あるのに
行こう行こうというがめつさがなく
何かに導かれるように何となくやめてみたり。

勿論福井のこのあたりなら
これからも何度でも何度でも来れるけれど…。

私はいつものように祖父母の墓へと向かい
草むしりをして花立と墓石を磨き
お参りをしてその場をあとにした。

その時だった。

ほんとうに車に乗ってまだ1分というところで
あんなに晴れていたのに
激しく雨が降り出したのだ。

これだったのか。


ここにも何度か書いたことがあるけれど
福井のお墓参りに関しては
私達がただ墓参りをする人ではなく
労働的墓守になったあの日から
ほんとうに奇妙な体験をしている。

雨が降っていてもそのときは晴れる。
大雨が降っていても小降りになり止んでしまったり
たまたまにしてはこの2年間で
一体何回行っている…20回以上というところ。

さすがにここまで続くと
確率論では語れない何かが働いているような
そんなことさえ思うようになったけれど

あんなに晴れていたのに
あんなに青空が広がっていたのに
全ての行程を終え
車に乗った途端に、雨。。。
 
ボディを叩き付ける雨音の中
なんとなく今日私がなんとなく動いていたことも
もしかしてここに繋がっていたのかも…

そんな風に感じた。
 
 
Img_0085_2
 
大雨の向こうには青空に輝く越前富士。
私は田んぼ道に車を止め
急いで一枚だけシャッターを切る。

もうあと数分もすれば
山の上の空も灰色に変わり
雨が降りだすのだろう。

帰り道福井を抜け滋賀に入るまでは
雨は降り続き時折激しさを増し
天気予報は決して外れではなかったことを
改めて感じざるおえなかった。

天気予報は外れ、福井は晴れ
そう私に思わせてくれたのは、もしかして。。。


ところでこの日何となく買った年末ジャンボは
横浜の父にあげることにした。

何となく。
 
便箋に大きくひとこと
「武生土産。」と書いて実家に送付すると
母が驚いて電話をかけてきた。
手紙なんぞ書かない娘が父宛に封書をよこすなんて
何かあったのかと心配させてしまったらしい。

「あのさ、宝くじだから。」

当たったらお墓の花立でも新調して欲しい(笑)。

【photos by miamiminakami】
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2007/12/05

天気予報は外れ、福井は晴れ 3

Img_0042

私はそのまま晩秋の山奥へと
ひとりで入っていく。

車は一歩くんが大事にしてるカルディナ
いくら今は晴れていても天気予報は雨
車で回るからすっかり熊除けの鈴とか
その手のものを忘れて軽装備

奥に進めば進むほど
私は少々心細くなり始める。

まだまだ修行が足りない。


やがて道は古いお墓が建つところで
舗装が切れダートへと変わり
目的地が見えてきた。

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なんだろう。
なんだか奇妙な感じがする。

古い看板はまだ10年前のもの。
だけどもっとずっと古い屋根の壊れた家屋には
埃を被る事無く真っ直ぐと掲げられた表札

その表札は
武生のあの家、オジジの名前の表札と同じ物。


迷い込まないつもりが
迷い込んでしまいそうで

時間を忘れて歩き始めてしまいそうで

曇りはじめた空を見ながら
私は軽装備で来たことを後悔した。
 

見つからない
目的地の目的の場所が見つからない。

道を塞ぐ木を飛び越え
落ち葉の降り積もった階段を上がり
向こうの自然に目を凝らし

迷い込み始めている私が居た。

いけない、と思い
車に乗り来た道を戻った。

何となく今は
ひとりで迷い込んではいけないような気がした。

【photos by miamiminakami】
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2007/12/04

天気予報は外れ、福井は晴れ 2

Img_0018

通りがかりの広野ダム。
 
「広野ダムふるさと公園」
ふるさと、ということばに私は反応する。

せっかくだから立ち寄ってみようと
車を停めた。

予備知識もなくここに来た私だが
ふるさと公園ということはきっと
ダム建設の為にこの地を離れた方がいる訳で
もしかしてここに離村記念碑があるかのもしれない

そう思った。

晩秋の土曜日
広野ダム湖の回りを通る車もなく
公園を訪れる人もなく
私はひとり。
 
  
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広場の草は綺麗に刈られ
水飲み場の水栓はぴかぴかに光っている。

だけど何だろう
不思議な寂しさを感じる。

草の刈られていない展望台にも上がってみたけれど
何となく…
ここを訪れる人は少ないのかもしれない。
 
 

Img_0073

結局離村記念碑は
公園内ではなく道沿いに建てられていた。

広野二ツ家、離村は昭和47年。
石碑の裏側には当時のお住まい方々
7名の氏名が並ぶ。

きっとこの方々は当主だったのだろう
全員が男性で
時代劇のような長いお名前の方も居る。

オジジのことを思い出す。
代々当主が名前を継いでいたので
オジジも戸籍に記載された本名ではなく
"○右衛門"という名前を使っていた。

○右衛門はオジジの代で終わったけれど
名前をそのまま継ぐのは
福井のこのあたりだけの風習なのだろうか
それとも全国的にそうだったのだろうか

ふと、そんなことを思った。
 
そしてもしこのあたりだけの話なら
この広野ダムのある旧今庄町と
その隣にある母のふるさとは
同じ文化を持っている訳で

私のDNAはもしかして
昔の二ツ家の風景を知っているのかもしれない。
 
だから余計に何となく
この不思議な寂しさを感じるのかな。

それとも…。

そんな取り留めのない想像をしては
晩秋の広野ダム湖の回りを
私はひと回りした。


天気予報は外れ
時折雲はかかるけれど
福井は良いお天気です。
 
Img_0075


    *     *     *     *     *     *     *     *

この記事を書くにあたり広野ダムを調べようと
ネット検索していたら、発見してしまいました。

日本ダム協会web内にあるダム便覧
広野ダムのページには
何と!日頃よりお世話になっております
zinzinさんのサラリーマンの休日「ちょっと行ってくる」
へのリンクが貼られているではありませんか!

勿論即見に行きました。^^;

ところでダム便覧によると
着工は昭和42年、竣工は昭和51年。
離村は昭和47年なので
工事が始まってからになるのですね。

【photos by miamiminakami】
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2007/12/03

天気予報は外れ、福井は晴れ 1

気になってた祖父母の墓掃除を兼ね
気になってた各所を訪ねようと
私はひとりで出掛けることにした。

天気予報は曇りと雨マーク。
出来るだけ手短に出来るだけ色々なところへ
そう思って車を走らせていた。

今日は迷い込むように歩くのではなくて
綺麗な景色を見に来ただけ。

R365は椿峠を越えると空模様が替わり
終わりかけの紅葉が青空に映えた。

Img_0009

もうすぐこの道で福井まで行けなくなる。
行く道すがら、所々に
全面通行止の看板が準備されている。

雪が積もったら栃の木峠の先は通行止になる。


Img_0011

気になっていた小さな集落の
茅葺屋根の古い家が解体されていた。

前回通りがかった際いつもよりもとても気になって
後戻りしようかどうしようかと悩んでいた。

一期一会、旅をする度
そのことは痛い程分かっているのに
次には会えない無情。

山里の家の灯りがまたひとつ、消えた。


Img_0012

色とりどりの艶やかさは無いけれど
真っ盛りの紅葉よりも終わりかけの景色のほうが
私は好きなのかもしれない。
 
風に揺られて絶え間なく木の葉が舞い
枝々の繊細なシルエットが
光に照らし出されて所々に姿を現し
道には落葉が降り積もっている。
 
晴れた日の小路をひとり歩けば
落ち葉がサクサクと音を奏でる
そんな風情がいいのかもしれない。


Img_0015

板取の回りには沢山の柿の木がある。
青空にオレンジ色の実が映える。
   
のどかな風景に心穏やかになる。
福井の天気予報は雨だけど
遠くのお山のほうまで青空は続いている。


私は曲がり角を曲がり
初めての道を走り始めた。

腰に竹篭を下げたおじさんが梯子に登り
柿の実をひとつひとつ丁寧に捥いでは
そっと篭の中へと入れていた。

 

【photos by miamiminakami】
写真はクリックで拡大します

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2007/11/14

夏の思い出

一歩くんへ
季節外れだけど
夏の思い出。

そして初公開。
私達の大好きな
福井県・厨の海の中。

防水仕様のレンズ付フィルムでの撮影です。

Fh000003 
Fh000004
Fh000025
Fh000017
Fh000023
Fh000026 

幼き頃の夏休み
年で一番楽しい行事だった海水浴

あの頃と変わらない海。

こんな豊かな海が
いつまでも続きますように。


     *     *     *     *     *     *     *

追記 mixi経由でご覧の方へ

近頃更新の反映が異常に遅いようです。
ご迷惑をお掛けします。<(_ _)>

【photos by ippo&minami minakami】
画像はクリックで拡大します

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2007/11/06

寄り道 - 福井県 板取 3

何となく腑に落ちなかった
「廃村」という情報と今の板取

多分一度は誰も居なくなったのだろう
そしてまた住み始めたのだろうか。

その事実だけを捉えると
旧徳山村・門入と同じだが
そこに至るまでの状況は
全く違うものであるだろうし…。

そんなことを思いながら
家に帰り調べてみると
e-konさん『たまに一言』に辿り着いた。

e-konさんのたまに一言は
ここ1年ぐらいはきちんと見ていたつもりだったが
どうやらすっかり抜かしていたみたいで…^^;

たまに一言#69を改めて拝見し
全てを納得した。

そういうことだったのか…。
 

板取は一旦廃村になり
その後家並みの保存を目的に
自治体が入居者を募り、復活した集落だったのだ。

その後HEYANEKOさんからも
今回の"板取編"をご心配下さって
e-konさんのところに詳しく記載されているということと
下記のような内容のメールを頂戴した。
 ・板取の住宅地図によると戸数2戸
 ・しかし、「角川地名大辞典」では、戸数・人口ゼロ(昭和63年)
 ・堺東小学校板取分校は下板取にあった
  (へき地等級1級、児童数35名(S.34)、昭和41年閉校)
 ・板取の廃村時期は昭和50年

歴史有る土地であることと
車社会のアクセスの良さもあいまって
板取は廃村から20年近い時を経て
甦ることが出来たのだろう。

Img_3068
 
 
それにしても、自治体主導で
廃村から復活を遂げた場所は
非常に珍しいのではないのだろうか。

そしてとても興味深い。

廃村になって尚
建物等を自治体が保存し活用する例は
ここに私が書く中では
野崎島がそうであろうと思われるが
(天主堂を改修し、学校跡を宿泊施設としている)

人が暮らすことで歴史有る建物を保存する
その為に自治体が廃村を整備をし
居住者を募り、村そのものを復活させるのは
とてもユニークで、そしてこれからの
モデルケースにもなるのではないかと思う。

これからも見守って行きたいと思う。
 

ところで、HEYANEKOさんのメールからも
板取の分校は板取宿の茅葺屋根から
R365を挟んだ向かい側の
神社がある一帯にあったのではないかと
確信を持ちました。

板取はやはり大きな集落だったことも
HEYANEKOさんにお伺いしました。
 
ということでこの板取のお話は
次回の訪問へと続きます。

で、次回なんですが
どうやらそのHEYANEKOさんの波に乗っかって
今週の土曜日が有力です。^^;
 
     *     *     *     *     *     *     *

e-konさんの『たまに一言』の過去ログは
『たまに一言のあしあと』として
ブログ公開されています。
"たまに一言#69 ~板取宿(福井県)のこと~"に
板取の経緯等詳しく掲載されております。

e-konさんの本サイト→『e-konの道をゆく』
("たまに一言"の最新版はTOPに掲載されています)

尚、当ブログにも"道をゆく"に加え
『たまに一言のあしあと』のリンクを
新たに貼らせて戴きました。<(_ _)>
   
     *     *     *     *     *     *     *

Special thanks to
e-konさんHEYANEKOさん

今回の記事を書くにあたりましては
お二方の文章を引用させて戴いただけでなく
お二方と何回かメールのやりとりをしまして
色々とお話をお伺いさせて戴きました。

茅葺の小路の美しさだけなく
板取のアウトラインと
現代に甦る経緯の一端をお話出来たのは
お二方のお陰です。
 
心より深く御礼申し上げます。
ありがとうございました。
 
     *     *     *     *     *     *     *

余談ですが
板取をという場所を教えて下さったのは
HEYANEKOさんが現在取り組んでいる
"学校跡を有する廃村"の一環で
板取という土地を教えて下さったのが
e-konさんのHPで

人のご縁って不思議であるとともに
人のご縁はとてもありがたいとしみじみ感じる
ミナカミなのでした。

そういえば、板取の話をHEYANEKOさんにお伺いしたのも
元を辿ればこのブログにお寄せ戴いた
今庄の方のコメントが発端でしたね。
 

【photos by ippo minakami】
写真はクリックで拡大します

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2007/11/05

寄り道 - 福井県 板取 2

綺麗に手入れされた茅葺屋根の家。

Img_3067 Img_0115
Img_3072 Img_0119

薪が積み上げられ表札が掲げられ
庭には花が咲き軒先には真っ赤な実が実る。

生きている。

それはタイムスリップしたのではなくて
過去から現代へしっかりと息づく風景。
 
 
Img_0118

午後の日差しに照らされて
茅葺の屋根が木が石畳の道が
黄金色に輝く。

山の緑を背景に家々が調和する。

日本にはまだまだ
しかもこんなに通い慣れた道のそばに

どこか懐かしいような小路の風景が
存在するんだ…。


石畳や外灯は近年に整備されたものなのだろう。
そして茅葺の家々にはこのような札が掲げられていた。

"福井県認定証 ふくいの伝統的民家"

そういえば気のせいか福井では
あまり茅葺屋根の家は見ないような気がする。
確かに母の実家も1948年の福井地震で全壊し
その後建てられたものだと聞いた。

 

Img_0123
   
板取関所跡で石畳の小道は終わり幅広な坂に出る。

その道を上がるとゲレンデと温泉があり
今の季節は一部をグラウンドゴルフ場として開放していて
沢山のお年寄りが元気にプレーしている。

ゲレンデの山に和やかな声がこだまする
駐車場には沢山の車が停まっている
温泉スタンドもある。

清掃車が忙しく作業をする。
 
 
廃村という情報と現在の風景の間で
何となく腑に落ちないけれど

分校が閉校になっていること
それでも現状少数の戸数であること
すぐ隣にレジャー施設があること

例えば、R365が整備されたことで
この場所が変わったのではないだろうか。
 
「多分…この茅葺の小路が旧道だよね。」
 
何らかの経緯があって
今の板取は存在するのではないのだろうか、
そう思いながら美しい山村の風景を後にした。
 
Img_3074

板取の墓地には墓石が多い。
それは私の母の出身の集落と比べても
はるかに多い。

確かに母の集落がどれだけの歴史なのか
私にはわからないけれど
(ただ実家は14代続いた農家だと聞いた)
本当はもっと大きな集落だったような
そんな気がする。

その証拠にR365の向こう側にも
神社や家屋が存在する。
果たしてどこまでが板取なのかわからないけれど
今度は向こう側を歩いてみたい。


それから毎回の恒例行事を済ませ
帰り道も同じ道を通ってみた。

星が輝く空の下
板取の茅葺の集落には明かりが灯っていた。

【photos by ippo&minami minakami】
写真はクリックで拡大します

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2007/11/01

寄り道 - 福井県 板取 1

平日、夜の勤務の日のお休み。

「バイクで行く?」
「バイク…寒いかな。」
 
ゆっくり目の起床
家を出たのは午前11時

久しぶりロードスターの屋根全開で
普段はバイクで走るあの道を走る。

R365。

ついつい爽快に走り抜けてしまう
いつもの通い慣れた道だけど
途中立ち寄ってみたい場所がいっぱい出来た。
そんな訳で今日は天候と気温を気にしなくてもいい
ロードスターでのお出掛け。

本日の寄り道は、福井県の板取。

 
ところで、その板取という場所がどういう場所か
私が知っていたのはこの2つだった。
1.今庄町立堺小学校の分校があった
2.どうやら廃村らしい

あわよくば分校の跡でも残っていないかな、と
軽い気持ちで出掛けた寄り道。

しかし、普段通り抜けていた道に
こんな風に立ち寄ってみたら、そこは…。


Img_0128

え!!
道路にもこんなに大きな看板がある!
私は一体今迄どこを見て走っていたのだろう。
(正解:その先の右コーナー)

しかもその看板には"板取の宿"と書いてある。

ここは県境ほど近く。
「そうか!板取は宿場町だったのか!」
いっぺんに納得した私なのでした。^^;


駐車場に車を停めると
早速出迎えてくれるのは
この板取宿の歴史を記した看板。

Img_0111

そして道の向こうにあるのは
大きな門。

Img_0112

認識はどうやら違っていたみたいで
ここは史跡なのかもしれない…と 
神妙な面持ちで歩き始めた私達は
門をくぐるとまた驚いた。

畑には大根が大きな葉を広げいっぱいに太陽を浴び
高いところには真新しい脚立が掛けられ
消火用ホースが綺麗に巻かれてプラスチックのケースに入り
家々は皆各々に手入れされている。

う~んとう~んと
先程の認識もまた少し違うような気がする。。。
 

向こうに茅葺屋根の家が見えてきた。

Img_0113

【photos by minami minakami】
写真はクリックで拡大します

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2007/08/12

お寺の次は

お寺の次は
 
…蕎麦屋!です。

(ちなみにここは昔、庄屋さんだったようです。)

  

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厨、厨といいながら

厨、厨といいながら
 
たどりついたは永平寺。(^-^;
家族旅行なんてそんなもんです…

  

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2007/08/11

浴衣で冠山峠

浴衣で冠山峠

そこを通るは美濃国から越前国へと抜ける旅のお人?
それともただのアホ?

かつて鯖江から徳山村へと
峠を越えて僧侶が来ていた話を思い出しながら。

  

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2007/07/27

日帰り+1泊2日福井の旅 4

ところで、いつも"厨""厨"と書きますが
決して○chではなく(^_^;)、福井県は越前町の地名です。

読み方は"くりや"。
さすがに読みにくいのか海水浴場の名前は
平仮名で「くりや~」。

どんなところかというと山の真下に細長く宿が広がり
港にはイカ釣りの灯りをぶら下げた船が並び
堤防から階段を下りて浜へ
テトラポットが並ぶ海は良い漁礁になっているようで
よく見かける魚は石鯛、フグ、ベラ等々…
海草が多く貝類も多い。
イカの子供が泳いでいたりもする。

子供の頃からお世話になっている浜茶屋さんは
堤防の上に夏の間だけ床を張り屋根をつけ
ござを敷いてテーブルを並べ冷蔵庫にはビールが並ぶ。
イカ焼きやさざえのつぼ焼きをその場で焼く。

以前はこのタイプの浜茶屋が2・3軒あったと思うのだが
今はこのあたりにあるのは1件だけ。
(本業は旅館で道向かいにある)

この昔ながらの雰囲気がいい。
いつまでもこのスタイルで続けて欲しい。
昨今小洒落た海の家が各地で登場しているが
私達は絶対にこの雰囲気満点のココがいい。
 
↓こんなところ。
Img_2702

今日はお客さんもウチとあともう一家族の2組だけ。
まだ水温も低いらしく海にはほとんど人が居なかった。
そういう私達もたどり着くなり
「イカ焼き2本とビール下さい~。」
浜茶屋の中は風も爽やかで心地良く
小腹も減っていたのでいきなり宴会に突入。^^;

海に浮かぶオレンジ色の浮島
あのあたりで水深3~4mくらいになるのだろうか。
写真はイカ焼きをそわそわと待つ一歩くん(笑)。

「あ~なんかこのまま宴会でもいいね。^^;」
「確かに、気持ちいいよなぁ~。」
向こうでは丸々串刺しにされたイカが焼かれ
その隣には特製タレの入った大きな鍋が並ぶ。

そう、この甘めのタレも旨いのだ。


昨年は中々天候と予定が合わなくて
やっと海水浴が出来る頃には
ここの浜茶屋さんは営業を終了していた。

久しぶりの焼きイカ。
「んま~っ!!」
結局2人で4本も注文してしまった。^^;

あんまり美味しいので
全体像をカメラで捉えることが出来ずにスミマセン。
(間に合わずゲソ部分は完食しております^^;)
 

Img_2703

Img_2706 サザエのつぼ焼きも平らげ…
   

さて、お腹も満たされたことだし
そろそろ海に入りますか。
 
Tシャツを脱いでフィンと水中眼鏡とシュノーケルを出す。
あ、私は日焼け止めも。^^;

今時のシリコン製のメガネ。
フィンの色に合わせて一歩くんは黒、私は白。

あ~やっぱちょっと冷たっ!
これはむしろフィンが要らないかもしれない
一生懸命泳いで温まるから(笑)。

とは思ったけれど
いかんせん一歩くんと私が泳ぎ始めると
大概1時間くらいは泳ぎっぱなしである。
(勿論潜ったり休み休みだが)

一応フィンをつけて今年最初の日本海へ、GO。


水面に近い場所でも水温が低く
中々潜る気にはなれないけれど
眼下に広がるのは豊かな北陸の海。
今年も変わらず魚達は泳ぎ
岩には沢山の貝が張り付いている。

黒いフィンをつけた一歩くんが
私の目の前を悠々と泳いで行く。
昨日の筋肉痛を忘れるくらいに
私も海の中では自由だ。

オレンジ色のブイの脇を泳いで泳いで
海中に岩がごつごつと広がる中
一歩くんがサザエを指差し
気が付いたら隣の浜まで泳いでいた。

誰も居ない隣の浜で昼寝した。


浜茶屋の前まで戻ってフィンを脱ぐと
地元の子供が寄って来る。
どうやらフィンを使ってみたいようだ。

「足、何センチ?」
「23cm」
「じゃっ、私の入るよ。いいよ使って。」

貸してはみたものの小学生の僕はお母さんに
ひとりで足の届かないところに行ってはいけないと
言われているらしい。

「え~っ、ひとりじゃあそこまで行けないから。」
オレンジ色の浮島を指差して僕は言う。

…どうやら、一歩くんを誘っているみたいだ。


一歩くんは僕と浜に並び
まずはフィンの履き方を教える。
「こうしてこの部分を折って…。」

それからシュノーケルの使い方を教える。
「こうやってブーっと息を吹くの。」
浅い場所で一歩くんがお手本を見せると
続いて僕がシュノーケルの先から勢い良く水を出す。

親子のようなふたりが浮島に向かって泳ぎだす。
一歩"即席パパ"は僕を気遣いながら
ぴったりと寄り添ってゆっくりと泳ぐ。

浮島に辿り着いたら飛び込み大会開始。
僕が前転で飛び込めば、一歩くんはバク転で飛び込んでる。
…あはは、一歩くんも楽しんでるな。

微笑ましい風景を浜で楽しんでいたら
何だか暑くなってしまった。

フィンとシュノーケルを繋ぐ輪のパーツを貸していた私は
水中眼鏡だけで海に飛び込んだ。
ふたりの居るところまで一気に泳ぐと
私も飛び込み大会に参加した。


気が付くと一歩パパと僕は最後まで海でじゃれていた。

浜に戻れば石を投げて何回跳ねるか争い
これにはお隣のご家族のパパも参加して
大人も子供も本気モードに突入。

足の届く浅瀬ではバックドロップも決めていた。
しかも僕のお母さんの目の前で。
僕はバックドロップでおおはしゃぎだけど
浜辺のテントで待機していたお母さん、
非常に大らかな方で良かったです。。。^^;
(昨今色々な考え方の親御さんがおられますし…^^;)

「じゃぁな!」
お母さんの撤収準備が整うと
僕は大きく手を挙げた。

浜の階段を昇ってもう一度こちらを向き手を振る。
私達も浜からふたりで手を振る。

あ~なんだか面白かった。
けど、こっちもそろそろ早急に撤収。
浜茶屋が閉まる頃だ。


帰り道昨日の約束通り
花を買い祖父母の墓へと立ち寄る。

私は地面にしゃがんで雑草を抜き
一歩くんは塀を越えて延びる大きな草木を打ち
花立を洗い墓石を磨いて花を添える。

墓参りというより実働的墓守になってしまった今
線香を立てるよりも線香立を綺麗にする事に
気合と気持ちが入る。
…まぁ、墓参りなら他にも沢山来るし。^^;

「線香立てなくてもいいよね。」
私は墓石に問いかける。
燃え残りの線香を一本一本丁寧に取り出し
線香立てを水洗いする。

この数年頑張ったせいか
それともここのところ裏技を使ったせいか(?)
伸び放題になっていたこのお墓の雑草も
今ではそこまで生えなくなった。

そういえば2年前か。
一歩くんを初めてこのお墓に連れてきたとき
大雨の午後、どこのお墓かわからない位
敷地は雑草に覆われていた。

居ても立っても居られなくなり
雨の中黙々と雑草を抜いた。
家の中に蔦が絡まる農家の終焉は
複雑な事情もあるし黙って見ていたけれど
さすがにお墓までこれでは…

一歩くんも黙々と雨の中雑草を抜いてくれた。
勢い余って引き抜いた雑草から
種がこぼれてお墓の敷地内にブチまけてしまった(笑)。

それ以来私達の福井の墓守生活が始まった。
自分でまいた種は自分で何とかしないと…。^^;
あれから2年、お陰で草ぼうぼうの墓でなくなっただけでなく
近頃親類の誰かが墓参りに来ているようだ。

良かったね、オジジ、オババ。


お墓を出る頃にはもうオレンジ色の日が傾き
あっという間に一日が終わり…

…疲れた。^^;

「もう、泊まって行っちゃおうっか。」
「そうすっか。」

近隣のいつものお宿に電話。
「15分くらいでお伺いします。」


夜の帳も降りる頃
一歩くんと私は秋吉のカウンターで
ジョッキ片手に焼き鳥を喰らっていた。

すっかり福井三昧。
でももうさすがに眠い~宿に帰って寝る~。

早々に引き上げると宿の貸切大浴場に入り
でもやっぱりもう一本だけ缶ビールを飲んで
布団に入るミナカミ一家なのでした。^^;


翌朝早朝9時。
いつもの"湧水"をポリタンク一杯に汲み
冷たい水で顔を洗うと「さぁ~行くか。」。

結局日帰り+1泊2日となった今回の福井の旅。
不意の平日休みの間に
すっかり子供の夏休み気分を満喫した。

一歩くんは今日の夕方から仕事。
ふたりとも内股筋肉痛で足取りはぎこちないけれど
すっかり楽しかった3日間だから
"夏休み子ども科学電話相談"聞きながら
頑張って愛知に帰ります。

それにしても、よく遊んだー!!!

【photos by ippo&minami minakami】
写真はクリックで拡大します

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2007/07/26

日帰り+1泊2日福井の旅 3

混雑気味の国道8号線を
河野で反れる。
国道305号線を海沿いに走る頃には
空は青く晴れ渡る。

空いている海岸通りをバイクで走る爽快感
これもこの季節ならではのこと。
白波の立つ厳しい冬景色とは違い
夏の日本海はとても穏やかで、青い。

あちこちで海水浴場がオープンしている。
連なった色取り取りの三角の旗
浮き輪と一緒に波に揺られる子供達。

あ~これだよ、これ。
私の夏の原風景。

小学生の夏休み。
もっとも私は小学生ともなると
水中眼鏡とシュノーケルだけで
溺れかけても気にせずに泳ぎつづける
無茶な子供だったけれど…。^^;


このあたりの浜は遠浅ではなく
石の浜で決して広くはないけれど
それが逆に私達には、いい。

絶壁の岩が所々海から突き出す。
透き通った水面の下に海草が見える。

バイクで走りながらふたり揃って
すっかり海水浴モードに突入。
いつもの厨の海が見えてくると
いつもの浜茶屋をチェック。

営業してる。
イカ焼きの文字が見える。
材木にシートを被せた屋根
折りたたみのテーブルにござ

一歩くん、通過したかと思ったらUターン。
イカだけでも食べてく?

残念ながら今日の営業は終了していたけれど
一歩くんは明日のことを根掘り葉掘り質問。^^;
もう、すっかりツーリングから
"海水浴の下見"にシフトしてる~。


「そうだ、そういえば水中眼鏡が。」
「あっ、そうだね。今年は新しいの欲しいね。」

ゴム製品は仕方がないけれど経年劣化してしまう。
厨の防波堤にふたりで座り
下に浜を眺めながら時計を見る。

「4時14分でしょ…頑張って帰れば間に合うかな。」
一歩くん、今回はありあわせのものでなく
しっかりしたものを購入しようという。
そうなると思いつくのは地元愛知の某ダイビングショップ。

「じゃっ、大急ぎで帰りますか。」


一歩くんとは真冬に長野で知り合った。
スキーに行ったゲレンデそばの宿。
だけど面白いことに一歩くんと私は
海水浴の趣向が良く似ている。

"魚が沢山泳いでいるようなところがいい"
"遠浅じゃなくていい、むしろ潜りたい"
今迄そういう人と知り合ったことがなかった。
それは一歩くんも愛知に来てからは同じで
彼女が出来る頃には海に行く気すら湧かなかったという。
 
「だって、彼女さんそんなに泳げないし。」
「あ~それわかる。私も言われたよ~。
ちょっと足付かないところにいくとすぐ"危ない"って。
小学生の頃から福井の海で行ってたんだけどね~。」

一歩くんと私の"海水浴"は、それはつまり
浜辺で寝そべるわけでもなく
サーフィンやボディボードをするわけでもなく
素潜り、シュノーケリングだったのだ。
   
真冬にこんな人同士が知り合って
お互い"海水浴魂"に火がついてしまった(笑)。
ふたりで暮らし始めると夏は早速福井の海へ
元々一歩くんは宮崎の海沿いの町で育った子供
私は福井が海水浴のホームグラウンドで
しかも川崎に住んでいた頃は年中プール通い
お互い気を使うことも無く
がんがん泳いで!潜って!飲んで喰って!^^;

2回目の夏が始まる前にお揃いのフィンを買った。
気が付いたらもう一歩くんと4回目の夏。

水中眼鏡のゴムが劣化するのも仕方がないよね。


「お墓参りは明日するね、オジジ、オババ。」(※1)
海を出て目の前の山に続く急カーブを上り
田んぼの中にある墓地を横目に
武生ICを目指して走る。

あ~すでに全身ガタガタ(笑)。
あと200㎞かぁ~足が辛い~つる~
絶対SL(※2)のシートってツーリング向きじゃない~。 
(ちなみにどんなシートかというと、小僧のようなシングルシートです^^;)


「一歩くん、先に行って。」
とうとう名神に入る直前のパーキングで
私は白旗を振った。^^;

「わかった。ゆっくり帰ってきて。」
「ごめん。」
結局一歩くんがノンストップで名神をひた走り
私は守山のパーキングで休憩を取り
ヨロヨロになりながら帰宅した。


この日の走行距離、約450㎞。
明日に備えて今日はとっとと寝る(笑)。

明日は厨の海。
天気予報は晴れ、予想最高気温28度。
ちょっと寒かろうが行くぞ!


※1 福井弁でお爺さん、お婆さんの意。
※2 DUCATI900SuperLight=私の愛車。決して蒸気機関車ではありませぬ。^^;  

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日帰り+1泊2日福井の旅 2

道を間違えて面白いものを見つけた今庄駅前。
お昼時も過ぎてさすがにお腹も空いた。^^;

駐車場の向こうに矢印の看板。
どうやら右に曲がるとお蕎麦やさんがあるらしい。

バイクとヘルメットを駅前に置いたまま
一歩くんと私は"→"に誘われて歩き出す。
程なくそのお店の駐車場があり
「3軒となり」の看板にまた誘われてしまった。

看板に誘われて辿り着いたお蕎麦屋さんは
こじんまりとした入口の小さなお店…

かと思って入ってみてふたりは仰天。
奥行きのある店内は
古い家を改装して店舗にしたものなのだろう。
そして何よりも店の奥の涼しげな風情に
私達はすっかり参ってしまった。

Img_2686

ドウデスカ!奥さん!!
…ということで私達は奥の座敷の池側の席を選択。
もうふたりとも30代半ばであることを忘れ
少々はしゃいでしまいました。^^;

残念ながら今日はふたりともバイクだから
ビールは飲めないけれど
しっかりとノンアルコールビールを1本づつ注文。
蕎麦の他にもつまみを頼み
「あ~今日はもうこのまま今庄泊して宴会したいっ。」
な気分のひとときでした。

ちなみにもうひとつの座敷はこんな感じ。↓
 
Img_2684

「少し寒くなったらクマ席に座ろう!!」
一歩くんと再訪を固く約束(笑)。

あ~もう全然知らなかった。
木造校舎といい、駅の古いレンガ造りの構造物といい
このお店の雰囲気といい…
 
ほんとうは海水浴に行くはずで
だけど天気が悪いからツーリングに変更した
今回の福井、日帰りの旅。

今庄ってこんなに面白いところだったんだ。
…一歩くんも私もここまでで充分そう思っていた。

しかしその面白さを知るのはまだまだこれからのことで…^^;


宴会したい気持ちをぐっと堪えてお勘定を済ませ
店を出てもう一度バイクのエンジンをかける。

駅を出て元来た道を戻り
国道365号に入り、またすぐ曲がる。

ここまでくるともう私は
海へ行くなんぞ今日はどうでもいいと思っていたが
一歩くんはそれでも海へ行こうとしているようである。

「トンネルを抜けて海へ」
まだ気付かない私はかなりの鈍感である。

通ったことのある道なのに
未知の道だと思い込んで。


「その道」は旧北陸トンネルへの道。
北陸本線に現在の長い長い北陸トンネルが無かった頃
鉄道はこちらのトンネルを越えていたという。

かつての線路は道路となり
トンネルもそのまま使われているこの道。
しかしこのトンネルが実は一筋縄では行かなくて
単線のトンネルだけにすれ違い不可
中は真っ暗で20年前に通ったときの記憶では
霧が立ち込め天井からボタボタと水の垂れる
昼間でも"おどろおどろしい"感じのするトンネルで…。

ちなみに20年前ここに来たのも
「昼間から肝試しが出来るトンネルがある」
との父の話に子供たちが乗って、でした。^^;


山間に細長く続いていく青々とした稲穂
懐かしい匂いのするのどかな風景。

心地良く2台のバイクは午後の今庄を走り抜けていく。
ところでこの道の先にトンネルって…
大きなトンネルでも掘ったのかなぁ…(オイ!!)

結局、一歩くんの指すトンネルが
あの旧北陸トンネルだと気付いたのは
一つ目のトンネルが見えた時 。
…遅すぎだって。^^;

まぁ~もう今更一歩くんを止められないし
入ってみないと彼には知る由もない話。
 
え~い、行ってシマエ。
 
 
Img_2687

一つ目のトンネルを抜けると一歩くん
いきなり路肩にバイクを停める。

「ビビったでしょ?」
私は笑うけれどもう後の祭り。
一歩くんが命をかけて磨いているBIG1も
すっかり泥だらけ。

「しかも霧がかってなかった?」
「そうなんだよね~ココ。」

私も早く言え、なんですが。(^^ゞ

「確かね、次のトンネルは結構曲がってる。
前に来たとき前も後ろも見えなくなった。」
なんとなぁ~く怖いトンネルの途中で
私はまたその気持ちを煽るようなコトを言う。

Img_2688

次のトンネルには信号がついている。
「待ち時間約3分」
しかしその20年前の前回、
霧がかった曲がり道のこのトンネル内で
対向車に出くわして冷や汗を掻いた
違う意味でコワイ思い出が。^^;
 
信号待ちをしながらリアルに思い出が甦る。
沢山の出来事を日々忘れていくのに
どうしてだろう、子供の頃の鮮烈な記憶は
いつまでたっても昨日の事のように新鮮なのは。

そして大人になったからこそわかる
このトンネルの美しいこと。
コンクリートで固めたものではなくて
レンガを積んだアーチ構造のトンネル。

こういうところで私は元建築ヤなのか
それともテツっ気があるのか
へんな知識を記憶の底から呼び覚ます。

そうだよ~これは絶対歴史あるトンネルだって!
(旧北陸トンネルなんだからアタリマエ^^;)
きっと明治の頃に作られたトンネルじゃないか?

そう考え始めると
さっきまでの"オドロオドロ感"は何処へやら
もう走り抜けるのが勿体無くて
出来ることなら徒歩で歩きたいくらいで。(^^ゞ


一通りのトンネルを抜けるともう一度路肩にバイクを寄せ
エンジンを切ると山の中の静寂。

一歩くんがカメラを手にトンネルに向かう。
「あ゙ーっ!!!」
トンネルに向かって私が大声を上げたら
一歩くんがまたビビッていた(笑)。

…やっぱり、強烈だったのね。

Img_2695


しばしトンネル脇を散策していると
一歩くんに一通のメールが。

メールを打ち今度は電話でやりとりをし
一歩くんはひとこと
「明日も休み。」

えっ?…ってことは
…このまま泊まって海でも行っちゃう?
「いや、今日は帰る。フィンないし。」


トンネルを過ぎ狭小の峠を下っていくと
国道8号線へと道はぶつかる。

車通りの多い海沿いの8号線を走りながら
私はぼんやりと思う。
「旧北陸トンネルって、もしかして汽車で上がっていくのは
ものすごく大変だったんじゃないかな?」

黒い煙を吐く蒸気機関車が何連かに繋がって
先程の道を走っていたところを想像してみる。

以前は交通の難所であったに違いない。

【photos by ippo minakami】
写真はクリックで拡大します

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2007/07/25

日帰り+1泊2日福井の旅 1

私にとって福井県といえば
母の故郷であり私のDNAの半分の出所であり
子供の頃の夏休みに毎年遊びに来た場所である。

愛知へ越して実家へ帰るよりも福井の方が近くなり
ここ数年で初めて春夏秋冬を通して福井を見たけれど
やはり子供の頃の記憶のせいだろうか?
福井の夏が大好きだ。

私の祖父も祖母もとうに亡くなってしまい
蔦の絡まる古い農家に今ではそう中へと入れない。
8月の旧盆の頃、暑い最中
キュウリやトマトの生る畑で出迎えてくれた祖母
蔵の入り口に並んでいた大きなスイカ
あののどかな風景はもう私のそばに無く
今は遠くに傍観するのみ。

それでもあの山村に行きたくなるのは何故だろう?
子供の頃、福井へ遊びに行くのが
余程楽しかったに違いない。


さて、今回の福井
当初は海水浴に行くつもりだったが
朝の天気予報では福井は曇り、気温も低めなので
諦めてツーリングに予定変更。

考えてみればその時点で
福井に行かずに他へ走りに行ってもいいのに
やることが変わっても行き先の変わらない私達は
余程頭が回らないのか?^^;
それとも一歩くんも福井が好きなのだろうか。
(私と出会う前から福井を相当走りこんでいる一歩くんを見ると
多分この人も以前から福井好きだったようである。)


道程を考える一歩くん
「今日は木之本IC~今庄に出て
今庄からトンネルを抜けて海に行けるみたいだから…。」

久しぶりの遠乗りでじゃじゃ馬ドカティに手こずる私は
「その道」を知っているハズなのに
(しかも近頃ココで話題になっているのに)
すっかり頭から抜けていてあっさり了承。

ただバイクに乗るだけでなく
磨くことにも命をかける一歩くんに
「あの道」は酷なのに…。^^;


愛知県内では日差しの強かった名神も
関が原を抜け、滋賀県に入ると
空には雲がかかり始める。

出かけるときには散々悩み
暑いけれど我慢して着ていた
ワインレッドの合皮の上着(勿論長袖)でも
少し肌寒いくらい。

あ~、やっぱりまだ海水浴には早いのかな。
行く先の山々には少し厚い雲。

木之本ICを降りて
国道365号線を走り始めるとポツポツと小雨。
これ以上降られないといいな。

道は北陸道と並走しながら
のどかな山村の間を抜けていく。
このあたりの道は心地良いのだが
滋賀県~福井県の県境を抜ける栃ノ木峠
結構な急カーブが続く。
一歩くんはこういうところが大好きだが
いかんせん私には少々緊張する場所でもある。

だって、崖上にある下りカーブで
ガードレールが無かったりする…^^;
高所恐怖症の私は
走りながら時々「ひぃ~っ!」と呟いていたりする。

考えてみれば旧徳山村~今庄へと抜ける
高倉峠の方が相当の崖上の道である。
(しかも途中ガードレールが落ちかかっていたりする)
しかし狭小で路面状態の良くない高倉峠では
ほとんどスピードも乗ることがないからか
高所恐怖症も顔を出さない不思議。
 
勿論、ここでは一歩くんに相当引き離される。^^;
大概一歩くんは何ヶ所かで停まって待っていてくれる。
 

私は見晴らしの良いだろう景色すら堪能することも出来ず
一歩くんはワインディングをしっかりと堪能し
向こうにはあの木造校舎
 
nさんにコメントをお寄せ戴き名前がわかりました。
今庄町立堺小学校。1873年創立。
1972年に今庄小学校に統合される迄
99年の歴史を有した小学校でした。
(改めましてnさん、ありがとうございます。)

Img_0013_1
(上写真は2007.6.3撮影)

そういえば、今更だけど気付いたことがある。
堺小学校の門柱、同じものを見たことがある。

それは母の卒業した小学校。

同じ頃に建てられたものなのだろうか。
そうだ、そういえば母の母校も
二宮金次郎の像が建っていて、以前は木造だった。
(確か20~30年前にRC造に改築・門柱はそのまま)

閉校したからこそ残った
貴重な木造校舎、なのかもしれない。


「国道365号を今庄で曲がる。」
一歩くん、ひとつ道を間違えて
今庄駅前に辿り着く。

駅前の案内看板の前にバイクを停め
一歩くんが地図を確認している間に
私は目の前にある構造物に目が行く。

Img_2678

黒くすすけたレンガ。
これってもしかして…蒸気機関車時代のもの?

残念ながら私にはこれが何かをはっきりとはいえない。
ただ蒸気機関車の頃は水を入れたりその他諸々の準備で
線路脇にその為の施設が所々あったことは知っている。

子供の頃からこの路線は何度も乗っているのに
今迄全く気付いていなかった!

何気ない風景、しかし何気なく足を止めると
こんなにも興味深く面白いものがあることに
改めて気付かされたミナカミでした。



看板の向こう側に行って写真を撮っていると
2両編成の普通電車が入ってくる。
沢山の乗客の目線が
平日昼間に不穏な行動(?)をしている私達に集中。

ちょっとだけその視線がイタかった。^^;
(決してアヤシイことはしておりません、目の前のレンガ造りの…)

【photos by ippo&minami minakami】
写真はクリックで拡大します

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2007/06/05

木造校舎

6月3日 日曜日 晴
いつものように一歩くんと福井へ出掛けた。
 
そんなツーリングの途中
通い慣れた国道365号線、福井県旧今庄町
そこにある建物が突然気になった。

Img_0015_6

木造校舎。

今は校舎としては使われていないようで
隣にグランドもあるけれど学校は見当たらない。

学校自体は閉校になったのかな。
ちいさな校舎、分校だったのかな。

記念碑も無く門柱の表札も外された校舎の周り
ふたり歩いた。

Img_0013

教室は1階にふたつ。
多分2階にもふたつ。

4教室の小さな木造校舎
いつ頃出来たものなのだろう。
 
 
 
Img_0011

アスファルトの割れ目
野菊が花を咲かせていた。

それは心に強く残る風景だった。

【photos by iminami minakami】
写真はクリックで拡大します

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2007/02/18

墓参りのつもりが豪遊

墓参りのつもりが豪遊

久しぶり福井のお墓
昨年より一ヶ月も早く来たのに
やはり暖冬でどこにも雪はない。

それどころはお墓には雑草が育っていて
予想外の草むしり。

あーこれはセリだ。
こっちはびっくりするほど根を生やして…。

で、何となく気持ちが良いふたりきりの休日
何となくこのまま泊まっちゃうことに!

突然豪遊だけどま、いっか

明日私は夕方からの勤務だし
一歩くんはお休み!

あと10日で一歩くんは旅立つ。
だから豪遊してしまおう…。f(^ー^;

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2006/07/30

休日

お墓参りが終わる頃
雨が降り出した。

ハッチバックのドアを開けて
荷台にふたり座って田んぼを見る。

雨は降り止まない。


とりあえず朝ごはんでも食べようかと
車に乗り込みその場を動き出す。

どしゃ降りの雨
さっきまで降っていなかったのに。
「もう、ここまでくるとあまり語りたくない。」
一歩くんが笑う。

一度も外すことなく
お墓参りの最中だけ雨が止む
福井のお墓参り。

雨に霞んで山が見えなくなって行く。



朝ごはんを食べて
それから海に行ってみることにした。

今日は一歩くんの仕事が夜中に終わると
そのままふたり、家を出た。

フィンの出番はないけれど
海の傍の温泉にでも入って
それからひと眠りしようかと。。。

厨の浜茶屋
誰も居ない堤防にふたり座り
海を眺める。

雨の日本海は
夏とは思えないほどに黒い色。

穏やかな潮が石の浜に海草を打ち上げる。
「ここはほんとうに豊かな海だよな。」
一歩くんが呟く。


厨の浜は遠浅ではない。
大人の足でもすぐに届かなくなり
海草の草原が眼下に広がる。

ベラに始まりイシダイやイカ
沢山の魚が泳ぎ始める。
波消しブロックが良い漁礁になっていると
一歩くんは言う。

防波堤から見る海は
波打ち際は透明
その向こうはすぐにワカメの色。


ところで、いつまで待っても
浜茶屋の人、来ないよね。。。



諦めて車を走らせ始めると
すぐに大きな温泉が見えた。
そうして私達はそこの家族風呂に入った。

ビール持参で。(^^ゞ


日本海全開のベランダ
のぼせたふたりは全裸のまま表に出て
そのまま色々な話をした。

遠くの雲の切れ間
光が見える。

海が輝く。

海をバックに
ガラス越しに映るふたりの裸。

何もやましいものはない。


…ってか、一歩くんの裸は
いつ見ても惚れ惚れしますw。


夫婦っていいよね。



お風呂から上がると
刺盛りをつまみに生ビールを飲み
個室を借りて爆睡したという
すっかりだらけモードの一日。


一歩くんも私もいっぱい疲れてたから
だからきっとこの雨は恵みの雨

ゆっくりとする為に降った雨。


だけど起きたらいつものスーパーの閉店間際。
今日は武○製麺のそばを買えませんでした。(T-T)

次回は買うぞ。




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2006/07/29

今日もやっぱり…

今日もやっぱり…

ミナカミ@福井です。降水確率90%だけど墓参り(墓掃除)に来てみました。

やっぱり…
墓掃除の間だけは雨は降りませんでした。

そして今、どしゃ降りです。(>_<)

墓掃除している間だけは雨が止む記録、何回目?
ご先祖パワーは強烈です。

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